当病棟では、「その人らしさの再獲得」を支えるため、多職種が密に連携してチーム医療を行っています。脳血管疾患、大腿骨骨折などの運動器疾患、廃用症候群の治療後などの大切な時期に身体機能、精神機能、生活動作などを総合的にサポートし、自宅、地域で再び安心して暮らせる未来をともに目指します。
専門職(医師、看護師、介護福祉士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士、社会福祉士、歯科衛生士、相談員等)が、ご利用者一人ひとりに対し総合的に支える体制を整えています。専門性を結集し、その人に最適な支援を提供します。
回復期摂食・嚥下チームは、多職種が連携し、安全な食事と嚥下機能の向上をサポートします。嚥下内視鏡検査(VE)、嚥下造影検査(VF)などの専門的な評価から訓練、食形態調整まで一貫して支援し、「食べる喜び」を取り戻すための最適なリハビリを提供しています。
当病棟では法人内連携を積極的に行っており、退院後も支援を行う体制が整っています。退院支援の際には、退院後、法人内サービスをご希望の方には、通所リハビリや外来リハビリ、訪問リハビリなどスタッフ同士が顔の見える関係で情報を共有しながら、安心して生活を続けられるよう連携しています。
当病棟は、主に統合失調症や気分障がい(うつ病・躁うつ病)、その他環境調整を必要とする障がいなど様々な疾病の方で、精神症状が悪化し、日常生活の継続が困難となった方が対象となります。治療・退院調整を行い、3ヶ月以内の退院を目指しています。また、年齢層は幅広い方々が入院しておられます。
医師、看護師、薬剤師、作業療法士、介護士、精神保健福祉士など、病棟、外来部門の職員が連携し、情報共有とカンファレンスを行い、多角的視点でご利用者の状態を把握し、退院を見据え支援しています。
グループ内のさまざまな施設を活かし、退院後の生活環境を調整しています。療養教育や心理教育によるリカバリー支援も行い、ご利用者本人のリカバリー支援も行い、本人にとって最良なケアを切れ目なく提供します。
入院時より、病棟と外来部門が連携し、病態に合ったケアを提供しています。また、入院後早期から入院前の生活課題やご利用者の持っている強みを支援者と共に共有し、支援内容を考え、実施しています。そして退院前・後の訪問看護を行い、退院へ向けた本人、ご家族の不安の軽減や地域定着に向けたフォローアップ支援も実施しています。
病気についての正しい知識の習得や体調不良時の対処方法について一緒に考え、実践できるよう個別で支援しています。
また、集団として病気や薬について、社会資源など多職種で教育支援や話し合いを行っています。
毎月1回、作業療法の中で当院体育館にて、バドミントン、バレー、サッカーなどを行い、対人交流や健康増進活動の支援を行っています。
利用者ご自身に合った心理プログラムを多職種で検討し、集団、個別で
関わり、自己管理能力を高めるための支援を行っています。
当病棟は、急性期での治療が落ち着いた後も継続した治療や支援が必要な方を対象としています。ご利用者の「できること」に目を向け、一人ひとりの個性やペースを大切にしています。長期入院の方にとっても、住み慣れた地域で安心して暮らせる準備として、希望に応じて、施設見学や買い物外出、退院後を想定した生活リズムづくりなど、無理のない範囲で段階的にチャレンジできる支援を行っています。
また、一人ひとりにあった退院支援を行うため、地域の関係機関や家族と連携し、面談・カンファレンス・支援者交流会などにも積極的に参加しています。
病気と向き合いながらも「自分らしい生活」や「役割ある生き方」を取り戻せるようご利用者と対話しながら職員がチームでサポートします。
手工芸、音楽鑑賞、カラオケ、塗り絵、個別・小グループ活動などを行っています。ご利用者一人ひとりの能力や興味、体調に合わせて無理なく参加できるリハビリテーションを提供します。
楽しみながら取り組む中で、集中力や意欲の向上、対人交流の促進、生活リズムの安定を目指します。「できた」という達成感を積み重ね、自身や次の目標につながる支援を大切にします。
身体のリハビリテーションを行い、運動療法や生活動作訓練を通して、体力維持・身体機能の向上を図ります。身体を動かすことで、気分の安定や意欲の回復につながるよう、「自分らしい生活を取り戻すための土台づくり」を支援しています。
スタッフと一緒に車で買い物やお花見、温泉施設などへの外出を行っています。また、個別での買い物外出にも取り組み、社会の中で過ごす経験や生活の練習につなげています。外出を通して、気分転換や楽しみを得るだけでなく、地域で生活するための準備や社会参加への一歩となるよう支援しています。
当病棟は、不穏や徘徊といった認知症の周辺症状(BPSD)などにより、日常生活を送ることが難しくなった方が対象となります。
医師・看護職・介護職・作業療法士・精神保健福祉士・管理栄養士・薬剤師が連携して多職種のチームで適切な治療・介護を提供する専門病棟です。
病棟の中で完結せず地域社会での生活に戻れるよう、日常生活で必要な機能を維持・向上させていきます。グループ内には、重度認知症患者デイケアや認知症グループホームがあります。入院中から見学や体験を通し、職員など顔見知りの関係性を作っておくことで、シームレスな地域生活移行につながるよう連携しています。
当病棟のリハビリテーションは個別と集団の作業療法を中心に行っております。
-作業療法士と1対1で関わる作業療法
・日常生活動作(食事の摂り方、着替え、身だしなみや入浴など)の評価と練習
・認知機能(説明に対しての反応や、作業の集中力など)の評価
-複数名のご利用者と作業療法士が関わる作業療法
・回想法 (懐かしい音楽、道具、画像に関連した思い出話など語ってもらう)
・頭の体操 (日付の確認、連想ゲームなど)
・体の体操 (音楽に合わせた体操、ペタンクなど)
・創作活動 (塗り絵、貼り絵、簡単なお菓子作りなどの細かな作業を伴う活動)