お知らせ

Information

被災地派遣を終えて(1月24日~30日活動報告)


2024年2月2日
医療法人養和会では、全国老人保健施設協会からの要請を受け、能登半島地震の被災地支援のため、1月24日から職員を派遣しており、2月19日(火)まで継続した支援を行っていく予定です。
 

能登半島地震に伴うDMSP(全老健災害相互支援)活動報告


養和病院介護医療院 介護福祉士 福間宏喜
 
 令和 6124日から 130日まで石川県金沢市のいしかわ総合スポーツセンターにて 1.5次避難所の被災者支援に行って参りました。食事はパックのお粥とゼリー、飲み物はお茶か水。段ボールベッドでお風呂に入ることもできないような環境の中、要介護状態のご高齢の方が多く生活されていました。さらに体育館と言う密閉された環境の中で、感染症拡大の危険性も高く、滞在中に数名のコロナ感染のため病院に救急搬送される方もおられました。そのような環境下で要介護状態の方々に対し、事前情報の少ない中での介護は非常に注意を払う必要があり、精神的な負担もありました。それでも普段経験することのできない貴重な体験をさせていただきました。
 この経験を基に災害時における役割等を改めて見直し、地域の方々が安心して生活が送れるように率先して準備をしていきたいと強く思いました。