お知らせ

Information

令和5年度 養和会グループ研究発表大会を開催しました。


2024年2月26日

 職に対する意識、倫理観、質の向上へつなげ、職員間で情報を共有することにより、業務の円滑化、連携の強化をはかり、より質の高い医療・介護・福祉を提供することを目的に「令和5年度養和会研究発表大会」を225日(日)、会場(養和病院地域交流ホール)参加・オンライン参加の併用(ハイブリッド形式)で開催しました。
 この研究発表大会は、毎年養和会グループ内で行っており、今年度は口頭発表、ポスター掲示を行い、会場には、養和会モニターの方の参加もあり、オンライン参加を含め総勢約500名が聴講しました。
社会福祉法人養和会 廣江 仁理事長の開会挨拶でスタートした研究発表大会。第二群では多様な環境変化と工夫についての発表があり、令和42月から始めた外部企業に対するメンタルヘルス事業について、心理室の仲田美紀公認心理師は、ストレスマネジメント講座の実施や個別相談の窓口を設置した結果、多くの職員が自身や周囲の人の不調に早めに気が付いたり、対処について意識を高めることができたと報告。
 また、昨年4月に開設した介護医療院の課長 福間宏喜介護福祉士が発表した事例では、同院開設した際に県内で初めて導入した介護DXライブコネクトの効果について発表。人感センサーやカメラ等の活用によって、転倒件数の減少へとつながり、ご利用者の安心・安全・安らぎの提供の継続を可能にしている旨の説明がありました。
 最後に、仁風荘の岡田善導看護部長から総評があり、研究テーマの出し方、成果の発表方法等について、また、参考文献確認についても触れ、医療法人養和会 廣江 智理事長からは、発表をしたままではなく、PDCAサイクルをしっかりとまわし、しっかりと分析をする必要がある旨の閉会の挨拶があり、今年度の養和会研究発表大会を終了しました。
 今回の発表会で、聴講者からの質問や意見等もあり、得られた新たな視点や知識を深めたことを今後の業務に活かし、医療・介護・福祉のより一層のサービス向上に取り組んでまいります。