お知らせ

　医療法人養和会 精神科デイケアたんぽぽにおいて、ご利用者とスタッフが共同で作詞・作曲したオリジナル曲「たんぽぽの風」が完成し、そのことについて本日の日本海新聞に掲載されました。
　当施設は、精神疾患を抱え居宅で生活しながら病院等に通院しておられる方を対象に、グループ活動を行い、生活リズムや対人関係の改善、社会復帰を目指す治療と訓練の場です。　各個人に合わせて様々な治療プログラムを行っており、その一つに楽器の演奏を通して音楽にふれて楽しむことを目的とした音楽プログラムを設定しています。音楽にふれて楽しむことが目的である一方で他者との共同作業であるため、コミュニケーション能力や協調性を身に付けることもプログラムの目的の一つ。一つの曲の演奏を成功させることが成功体験、やり遂げた体験へとつながり、自己肯定感が付き、自信につながることもこのプログラムを通じて得ることができる貴重な体験です。
　そしてこの度、そのプログラムを行う中で、ご利用者に歌詞のアイデアやイメージを募集し、スタッフが中心となって歌詞を作成しメロディにのせました。試行錯誤しながらスタッフの歌声を添えて、オリジナル曲「たんぽぽの風」が完成しました。一人一人の声を集めたたんぽぽの風。曲が完成して以降、毎日、朝・昼・夕に曲を流し、今では口ずさむご利用者も増えています。
 
▶掲載日　令和5年7月25日／日本海新聞
 
▶たんぽぽの風
https://youtu.be/o6mwY6If-ow