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第9回スポーツ振興賞「公益社団法人スポーツ健康産業団体連合会 会長賞」を受賞しました!


2021年11月6日
 医療法人養和会はこの度、(公社)スポーツ健康産業団体連合会と(一社)日本スポーツツーリズム推進振興機構の主催する第9回スポーツ振興賞「公益社団法人スポーツ健康産業団体連合会 会長賞」を受賞いたしました。
 

 障がい児・者が学校や地域におけるスポーツ活動に参加できる機会は、十分ではなく、継続的にスポーツ活動を実施する環境は整っていない状況にあります。また、特別支援学校卒業後は、在学中に比べ、運動をする機会が減り、体力の低下による仕事への影響、生活習慣病、二次障がいが懸念される中、鳥取県の委託事業として「皆生スポーツ広場」をスタートさせました。
 「皆生スポーツ広場」は、毎月1回、皆生養護学校体育館を利用して、理学療法士を中心に、医師、健康運動指導士、障がい者スポーツ指導員ら多職種チームによって、障がい者がスポーツ活動を行うことができるよう創られた「場」。これまで、理学療法士によるストレッチ指導や感覚を身に付けるレクリエーションスポーツ、鬼ごっこ、風船バレー、車いすスラロームなどの様々なスポーツを行ってきました。障がいのあるなしに関わらず、誰もができて、誰もが笑顔になって楽しめるボッチャを本格的にスタートしたきっかけはこの皆生スポーツ広場です。
  
 この度の受賞については、地域に目指した障がい者スポーツ支援活動として、またスポーツ庁が推進する障がい者スポ ーツ実施率の向上の点から評価に値します。特別支援学校を卒業した障がい者の継続的な運動支援の場づくりと専門職を中心とする地域住民との共生というテーマは、非常に社会的な意義の高い活動です。特別支援学校の体育館を活用し、障がい者スポーツの場の提供及び地域住民の参加による共生の取り組みは、地道だが堅実、継続的に行われている点が素晴らしく、地域に根付いた着実な活動として評価していただきました。
 
 授賞式は、12月1日、東京ビックサイトにて行われます。
 
 
▼皆生スポーツ広場の様子